城崎温泉の中心部に佇む「城崎温泉 登録有形文化財の宿 三木屋」。
創業300年の老舗旅館は、日本の近代文学を牽引した文豪・志賀直哉が実際に逗留した場所としても知られています。
ここでは、志賀の名作「城の崎にて」が生まれた「三木屋」についてご紹介します
三木屋旅館のロケーション
出典 :https://www.ikyu.com/00002006/
下駄の音が鳴り響く賑やかな温泉街の中心にありながら、一歩足を踏み入れればそこには静かでゆっくりと時が流れる閑静な空間が広がります。
昭和2年築(一部昭和20年代建築)の木造建築で、玄関のある東館は現在では希少な木造3階建てです。
歴史と情緒を感じられる、そんなお宿となっています。
三木屋旅館の魅力
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三木屋の魅力は、現在も文化の薫り漂う上質な雰囲気。
例えばロビー。
1927年に建てられた登録有形文化財でもある木造建築は、2013年のリニューアルを経てモダンさと歴史を兼ね備えた、落ち着きある大人の空間になっています。
ロビー横には、「ライブラリーラウンジ」を設置。
ブックディレクターの幅允孝氏がセレクトした約250冊の本から選んだお気に入りの一冊を、じっくり愉しむことができます。
また、300坪の日本庭園も圧巻です。
「城の崎にて」の中でも、「自分の部屋は二階で、隣のない、割に静かな座敷だった。
読み書きに疲れるとよく縁の椅子に出た」という一節があります。
三木屋旅館の部屋
和室8帖(眺望:坪庭・1階または2階)
広めの和室14帖(眺望:温泉街・2階)
和室8帖~10帖(眺望:日本庭園・1階または2階
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三木屋旅館の料理
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四季折々の味覚が豊富な城崎。
その素材をふんだんにつかった郷土料理はまさに絶品ともいえるでしょう。
1番人気はカニ!
おいしさの秘密は津居山港と漁場が比較的近い場所にあることです。
その日に獲れたズワイガニをその日のうちに港へ持ち帰る「日帰り操業」を行う事で、ズワイガニの鮮度が保たれます。
更に、漁場の丹後半島沖の土壌やズワイガニの餌は良質なズワイガニが育つ条件と言われています。
全ての環境が整っていることにより、甘みのある引き締まった身のズワイガニを堪能できます。
三木屋旅館の基本情報
施設名 | 三木屋旅館 |
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住所 | 〒 669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島487 |
電話番号 | 0796-32-2031 |
予算 | 大人2名 64.000円〜 |
公式サイト | https://kinosaki-mikiya.sakura.ne.jp/cuisine/ |
まとめ
いかがでしたか?
ここでは三木屋についてご紹介いたしました。
名作「城の崎にて」が生まれた「三木屋」。
ライブラリーラウンジや日本庭園を擁する老舗宿では、カルチャーを身近に感じつつ、お部屋や温泉で寛ぐこともできます。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。