2022年3月、草津温泉の湯畑前に開業した「きむらや」は、和風の宿名からは想像できないような超モダンな宿。
隈研吾氏の設計で、ひと目見たら忘れられない外観同様、内部もかなり個性的。
草津を訪れる人たちの間で早くも話題となっています。
ここでは、きむらやの魅力などについてご紹介します。
きむらやのロケーション
出典 :https://www.ikyu.com/00002975/
湯畑の“そば”ではなく“まん前”に佇むきむらや。
宿の2階から白い湯気が立ち上る巨大な源泉・湯畑の全貌を見下ろせる素晴らしいロケーションに恵まれています。
ちなみに「きむらや」という名は、オーナーのおばあさんがかつて草津で営んでいた旅館の名前とか。
度肝を抜かれるのが変形の外観。黒一色。
ごろごろと外壁に石が並べてあって、まるで前衛的なインスタレーションでも見ているようです。
設計を担当した隈研吾氏によると、デザインコンセプトは「湯畑の立体化」。
壁の石は湯畑に転がっていた浅間石で、この浅間石は外壁にそのまま用いるだけでなく、
砕いて内装などにも用いられています。
きむらやの魅力
出典 :https://www.ikyu.com/00002975/
きむらやの魅力は1日1組限定のアートな宿で温泉をたっぷり堪能できるところです。
たとえば壁を飾る無数の瓦、底が階段状になっている洗面台。
そのひとつ一つに感嘆の声が上がりそうですが、何よりの驚きが、この宿の湯が目の前に広がる湯畑ではなく、少し離れた白旗源泉から引かれていること。
草津温泉通なら、もしかすると湯が白濁していることにピンとくるかもしれません。
実は白旗源泉は草津の主要源泉のなかで唯一の白濁湯。
しかもそこから引き湯している施設は、たくさんの宿がある草津でも数えるほどしかないのだとか。
泉質は「酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉」で強酸性。
湯に入るとよくわかりますが、肌が少しピリリとします。
独特の匂いと相まって、温泉気分がぐぐっと盛り上がること、請け合いです。
きむらやの部屋
源泉掛け流し客室
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きむらやの料理
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1階が天ぷら店で、宿は2階。
基本は素泊まりですが、夕食付プランの用意もあり、1階の天ぷら店でこだわりの天ぷらコースを楽しむことも可能です。
きむらやの基本情報
施設名 | きむらや |
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住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津117-1 |
電話番号 | 0279-82-5920 |
予算 | 大人2名 110.000円〜 |
公式サイト | https://kusatsu-kimuraya.com/ |
まとめ
いかがでしたか?
ここではきむらやについてご紹介しました。
温泉好きでデザイン好き。
そんな人にぴったりの宿「きむらや」は小学生以下の宿泊は不可。
草津の魅力を見て、肌で感じたい。
そんなカップルにおすすめしたい宿です。