和味の宿 角上楼は渥美半島の先端に位置する1925年創業の老舗宿。
国の登録有形文化財(建造物)指定の角上楼本館と別館井筒楼は、当時の面影そのままに落ち着いた佇まいの建物です。
ここでは、角上楼の魅力などについてご紹介します。
角上楼のロケーション
出典 :https://www.ikyu.com/00001063/
東海道新幹線・豊橋駅から車を走らせること約1時間。
渥美半島の先端に位置する「登録有形文化財指定 和味の宿 角上楼」。
昭和元年創業ならではの美しい木造建築がお出迎えして、温かみのある外観が、旅の疲れを癒してくれます。
全4棟のうち、「本館 角上楼」と「別館 井筒楼」は大正・昭和レトロ感がとても魅力的。
泊まるものを物懐かしい気分へと誘います。
「別邸 翠上楼」と「新館 雲上楼」は、全室露天風呂を配したモダンなつくり。
各棟の部屋それぞれに特色があり、泊まるごとにリピートしてみたいと思わずにはいられないでしょう。
角上楼の魅力
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角上楼の魅力は大正・昭和レトロを愉しむ滞在を楽しめるところ。
美しい木造建築が印象的な「本館 角上楼」。
昭和元年に立てられたもので、松の一枚板による廊下や欅を用いた階段が大きな特徴となっています。
木の香りが溢れる、温かみのある造りです。
「別館 井筒楼」は、築200年の旅籠を改修したリノベーション棟。二間続きの和室と、洗練されたデザインが特徴的です。
なかでもおすすめがい草の香り漂う畳のお部屋とサッシのない造りの窓が、大正レトロ感を演出する「山吹」。
広めの湯殿で湯浴みし、のぼせたらテラスにあるハンモックで火照った体を冷ます。
派手さはないものの、日々の生活ではなかなか体験できない非日常感に癒されることでしょう。
角上楼の部屋
【本館 竹】純和風客室+日本庭園を眺める内風呂付き
【本館 月】モダンな白の内風呂が付いた2階和洋室
【本館 松】解放感ある大きな窓の2階和室+檜風呂付き
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角上楼の料理
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夕食は天然とらふぐをはじめとした地元の美味を心ゆくまで堪能しましょう。
天然とらふぐを愉しめるのは11~3月、秋から冬にかけてが旬です。
料理には、1から3キロ以上の天然とらふぐを利用するというこちらのお宿。
一般的に、市場で見かけるのは800グラムほどですから、宿の素材へのこだわりがとても強いことが分かります。
希少な天然とらふぐは、薄造りの「てっさ」や鍋の「てっちり」、焼きふぐ、唐揚げでいただきます。
春や夏、初秋に訪れるのなら、その時季最良の海鮮に舌鼓してみてはいかがでしょうか。
「登録有形文化財指定 和味の宿 角上楼」では、ご主人が自ら近隣の魚市場に出向き、極上の素材を仕入れるとのこと。
のどぐろやハモ、太刀魚、黒鯛、桜鯛など、季節ごとに様々な高級魚を味わえます。
角上楼の基本情報
施設名 | 角上楼 |
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住所 | 〒441-3617愛知県田原市福江町下地38 |
電話番号 | 0531-32-1155 |
予算 | 大人2名43.000円〜 |
公式サイト | https://www.kakujoro.com/ |
まとめ
いかがでしたか?
ここでは登録有形文化財指定 和味の宿 角上楼についてご紹介しました。
時季ごとの美味を味わえる「登録有形文化財指定 和味の宿 角上楼」。
いつ訪れても各季節の旬を心ゆくまで味わえます。
訪れる度に、異なる棟や客室に泊まれば、ワクワク感も一層高まるはずです