四百年の歴史をもち、日本最長の宿場町として今もその当時の面影を色濃く残す奈良井宿。
街のシンボルでもあった「旧杉の森酒造」と、江⼾時代に奈良井宿の主産業であった「曲物」職⼈の住居から端をなし、
近年は⺠宿として栄えた「旧豊飯豊⾐⺠宿」の⼆棟を、今回BYAKUのお宿として引き継がれました。
ここでは、BYAKU Naraiの魅力などについてご紹介します。

BYAKU Naraiのロケーション


BYAKU Naraiのロケーション
出典 :https://www.ikyu.com/00002911/

出梁造りの張り出し、白漆喰の袖うだつ、美しい面格子に旅籠の軒灯。実際に通りを歩くとよくわかりますが、山中と言うのに通りの端が見えないほど、美しい木造の建物が続きます。
その長さは1キロメートル以上にも及び、当時は「奈良井千軒」と謳われるほど、賑わっていたそう。
繁栄の面影が今も色濃く残る町並みは、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
2021年8月に開業した「BYAKU Narai」は、築200年の古民家2軒を改修し、さまざまな機能を持たせた複合施設です。
奈良井宿の象徴でもあった「旧杉の森酒造」は改修して「歳吉屋」と名付けられ、ここには8つの客室と酒蔵、
レストラン、バー、温浴施設が点在します。フロントもこちらにあります。

BYAKU Naraiの魅力


BYAKU Naraiの魅力
出典 :https://www.ikyu.com/00002911/

BAYAKUnaraiの魅力はなんといっても歴史を感じながら滞在できるところ。
たとえば8室の間取りはいろいろで漆器を納めた家財蔵だった「百七」はメゾネットタイプ。
内装にも黒い漆が用いられ、シックな雰囲気です。
かつての奈良井宿の主産業は曲物。
その職人さんの住まいは改修されて「上原屋」となり、こちらには4つの客室とギャラリーが設けられました。
「百十」は時代を生き抜いた梁の存在感が抜群。
表通りに面した「百九」は広さ72平米。寝室は2つ。
吹き抜けの開放感も手伝ってゆとりあるレイアウトです。
「歳吉屋」と「上原屋」は歩いて3分ほどの距離にあり、食事や入浴の度に行き来することになりますが、
歩くからこそ目にできる発見があちこちに!それこそが分散型ホテルならではの醍醐味でしょう。

BYAKU Naraiの部屋

【別館・上原屋】百九/陰影を感じる、ミセ空間/半露天風呂付

BYAKU Narai
【別館・上原屋】百十/梁のリズムを感じる/半露天風呂付

BYAKU Naraiの部屋
【本館・歳吉屋】百七/黒漆に触れる離れ蔵/半露天風呂付

BYAKU Naraiの部屋
出典 :https://www.ikyu.com/00002911/

BYAKU Naraiの料理


BYAKU Naraiの料理

BYAKU Naraiの料理

BYAKU Naraiの料理
出典 :https://www.ikyu.com/00002911/

食事は「歳吉屋」にあるレストラン「嵓 kura」で。
料理の監修は日本のトップシェフの一人、東京・神保町「傳」の長谷川在佑氏が行っています。
夕食は地元の貴重なブランド牛や旬の山菜などがコースで提供される、いわば「新郷土料理」。派手さはありませんが、ここに足を運ばなければ味わえないものばかりです。
地元のお母さんによるお惣菜を中心とした朝食は、お部屋でいただいてもOK。
曲げわっぱに入って届けられるので、器ごと味わってみてください。

BYAKU Naraiの基本情報

施設名 BYAKU Narai
住所 〒399-6303長野県塩尻市奈良井551-3
電話番号 0264-34-3001
予算 2名1泊:53.000円〜
公式サイト https://byaku.site/

まとめ


いかがでしたか?
ここではBAYAKUNaraiについてご紹介しました。
百人いれば百通りの楽しみ方がある宿「BYAKU Narai」。
この宿なら奈良井宿の魅力により深く触れられそうです。