島根半島からフェリーで3時間、大小180の島で連なった隠岐諸島。
目に映る風景は、いつ朽ち果ててもおかしくない、明日にはもうないかもしれない風景。
そんな神秘の島に囲まれた場所に隠岐ユネスコ世界ジオパークの宿泊拠点施設 Ento があります。
ここではEntoの魅力などについてご紹介します。

Entoのロケーション


Entoのロケーション
出典 :https://www.ikyu.com/00002928/

島後水道を境に島後と島前に分けられる隠岐諸島。
「Ento」があるのは島前の中ノ島。
旅の起点の一つとなるのが島根県・境港市の境港か七類港で、ここから宿まではフェリーで3時間ほどかかります。
が、それほど時間をかけても「訪ねてよかった」と思わせてくれるのが、Ento。
最大の特徴は、隠岐の自然に調和した居心地の良いホテルでありながら、隠岐ユネスコ世界ジオパークの拠点施設でもあること。
隠岐全般のガイダンスから、強烈な風が作った奇岩やアーチ、巨大スケールの断崖などに代表される見どころ紹介、ガイド付ツアーの案内まで、ホテルのフィールドコンシェルジュがしっかりサポート。
隠岐のジオ情報をワンストップで得られます。

Entoの魅力


Entoの魅力
出典 :https://www.ikyu.com/00002928/

Entoの魅力はホテルの造りもインテリアも隠岐のジオをストレートに感じられるシンプルな造り。
たとえば「NEST」の1階ラウンジには、恐竜など、世界各地の本物の古生物化石がさりげなく飾られていたり、展示室「Discover」があったり。
地球と隠岐の成り立ちや島前3島の魅力が学べるので、ここで予習してからフィールドへ出かけるのも手。
隠岐のジオの理解が一層深まること、請け合いです。
部屋はすべてのお部屋がオーシャンビュー。
なかでもおすすめは別館の「NEST SU」。
広さ93平米のスイートで大窓の木枠が額縁となりそこに「島前カルデラ」が映し出されます。
島前カルデラは、およそ600万年前までに形成された陥没地形で、日本でも有数の古さを誇るとか。
陥没部分が海に沈み、独特の景観を作っています。

Entoの部屋

NEST 2

Ento
NEST WA

Entoの部屋
NEST DX

Entoの部屋
出典 :https://www.ikyu.com/00002928/

Entoの料理


Entoの料理

Entoの料理

Entoの料理
出典 :https://www.ikyu.com/00002928/

食事は宿がある海士町を始め、隠岐の自慢の食材を用いたオリジナル料理。
隠岐牛や岩牡蠣、サザエ、白イカにホンダワラ……。
加えて、お醤油が手に入りにくかったことからお醤油代わりに使っている「こじょうゆ味噌」や、くろもじの木のお茶「ふくぎ茶」など、地元に伝わる味にも親しめるコース料理となっています。
一例ですが、海の出汁を用いたポタージュやサザエのカレーなど、ここでなければ味わえない一品に出会えますよ。

Entoの基本情報

施設名 Ento
住所 〒684-0404島根県隠岐郡海士町福井1375-1
電話番号 08514-2-1000
予算 大人2名 32.000円〜
公式サイト https://ento-oki.jp/

まとめ


いかがでしたか?
ここではEntoについてご紹介しました。
日本初の本格的なジオホテル「Ento」。
港でもチェックインができるので、手ぶらでフィールドへ直行するのもOK。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。